北の大地・北海道は、本州の都府県がいくつも収まってしまうほど広大。道央・道南・道北・道東の4エリアそれぞれに、ここでしか出会えない絶景や動物たち、あたたかいグルメが待っています。旭山動物園のペンギンの散歩、小樽運河のガス灯、函館山の夜景、トマムの雲海テラス……一度の旅では回りきれないほど、お出かけスポットの宝庫です。
この記事では、4エリアの定番から穴場までを取材・検証したうえで、エリアとジャンルのバランスを考えて家族で楽しめる18スポットを厳選しました。動物園・水族館・絶景自然・温泉・歴史文化・スイーツ体験まで、はじめての北海道旅の計画づくりにそのまま使える「北海道お出かけ総集編」です。料金や営業時間は2026年時点の目安。お出かけ前には必ず公式サイトで最新情報をご確認くださいね。
北海道お出かけスポット18選 早見表
| No. | エリア | スポット | ひとこと | ジャンル |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 道央 | 小樽運河 | ガス灯と石造倉庫のレトロ運河 | 歴史/文化 |
| 2 | 道央 | おたる水族館 | 日本海を望む道内最大級の水族館 | 水族館 |
| 3 | 道央 | エスコンフィールド/Fビレッジ | 球場×グルメ×遊びの複合タウン | 体験 |
| 4 | 道央 | 白い恋人パーク | お菓子作り体験ができる屋内パーク | 体験 |
| 5 | 道央 | 星野リゾート トマム 雲海テラス | 標高1,088mの天空テラス | 絶景自然 |
| 6 | 道央 | ファーム富田 | 紫の絨毯・ラベンダー畑の名所 | 絶景自然 |
| 7 | 道央 | のぼりべつクマ牧場 | 山頂でヒグマに会える体験スポット | 体験 |
| 8 | 道南 | 函館山ロープウェイ | 世界三大夜景・扇形の街明かり | 絶景自然 |
| 9 | 道南 | 五稜郭タワー・五稜郭公園 | 星形要塞の展望と桜の名所 | 歴史/文化 |
| 10 | 道南 | 函館朝市 | 駅すぐ・海鮮丼とイカ釣り体験 | グルメ |
| 11 | 道南 | 大沼国定公園 | 駒ヶ岳を映す湖と遊覧船 | 絶景自然 |
| 12 | 道北 | 旭川市旭山動物園 | 行動展示の先駆け・中学生以下無料 | 動物園 |
| 13 | 道北 | 層雲峡(黒岳ロープウェイ) | 断崖の名瀑と大雪山の雲海 | 絶景自然 |
| 14 | 道北 | 展望花畑 四季彩の丘 | 美瑛のパッチワーク花畑 | 絶景自然 |
| 15 | 道東 | 知床五湖 | 原始の森と高架木道(世界遺産) | 絶景自然 |
| 16 | 道東 | 阿寒湖(まりもクルーズ) | 遊覧船で天然記念物マリモに会う | 絶景自然 |
| 17 | 道東 | 釧路湿原(細岡展望台/ノロッコ号) | 日本最大の湿原を列車で満喫 | 絶景自然 |
| 18 | 道東 | 博物館 網走監獄 | 旧刑務所を移築した野外博物館 | 歴史/文化 |
気になるスポットから読み進めてくださいね。ここからはエリア別(道央→道南→道北→道東)に、それぞれの見どころを写真とともに紹介していきます。
【道央エリア】札幌・小樽・富良野・登別のお出かけスポット
① 小樽運河|ガス灯と石造倉庫のレトロ運河
1923年完成の小樽運河は、重厚な石造倉庫とガス灯が並ぶノスタルジックな景観が魅力。石畳の散策路は無料で自由に歩け、夜のライトアップは思わず写真を撮りたくなる幻想的な雰囲気です。水上から港町を眺める運河クルーズも人気で、周辺はガラス工房やスイーツ店が充実。冬の「雪あかりの路」も格別です。散策は無料、クルーズは別途有料(料金・時刻は2026年時点の目安・要確認)。
② おたる水族館|日本海を望む道内最大級の水族館
日本海に面した道内最大級のおたる水族館は、ペンギン・アザラシ・トド・セイウチなど多彩な生きものに出会えるスポット。爆笑必至のペンギンショーやトドの豪快ダイブ、イルカパフォーマンスが名物で、海と漁港を見渡すロケーションも抜群です。料金は大人1,800円・小中学生700円・幼児350円が2026年時点の目安。通常営業は3月中旬〜11月下旬、冬期営業は別期間・別料金となるため、訪問前に営業期間を要確認です。
③ エスコンフィールドHOKKAIDO(北海道ボールパークFビレッジ)|球場×グルメ×遊び
日本ハムファイターズの本拠地エスコンフィールドを中核に、ホテル・サウナ・グランピング・レストラン・キッズ施設が集まる一大エンタメタウン。Fビレッジの屋外エリアは年中無料で入れ、試合のない日は球場見学ができる日も。試合観戦はもちろん、子連れのお散歩やグルメ目的でも一日楽しめます。新千歳空港・札幌どちらからもアクセス良好。シャトルバスや各施設の料金・開催日は2026年時点の目安なので、お出かけ前に要確認です。
④ 白い恋人パーク|お菓子作り体験ができる屋内テーマパーク
銘菓「白い恋人」の世界を体感できるお菓子のテーマパーク。製造工程の見学やお菓子作り体験、子ども向けの街「ガリバータウン・ポッケ」、園内を走る白い恋人鉄道など、家族で楽しめる仕掛けが満載です。屋内中心なので雨や雪の日でも快適で、札幌中心部から地下鉄で約20分という近さも魅力。有料エリアは高校生以上800円・中学生以下400円が2026年時点の目安。営業時間は変更の可能性があるため、訪問前に公式で要確認です。
⑤ 星野リゾート トマム 雲海テラス|標高1,088mの天空テラス
標高約1,088mの山頂テラスから、運が良ければ眼下に広がる雲海を一望できる北海道屈指の絶景スポット。雲海の上を歩くCloud Walkなど体感型の仕掛けも多く、早朝の幻想的な景色は一生の思い出になります。季節限定・要予約のスポットで、2026年は5月中旬〜10月中旬の営業、ゴンドラ乗車は事前予約制(前日17時開始)。日帰り大人2,500円・宿泊者無料が2026年時点の目安で、運休もあるため必ず公式で要確認を。

⑥ ファーム富田|紫の絨毯・ラベンダー畑の名所
北海道を象徴するラベンダー畑の名所ファーム富田。色とりどりの花が丘を彩り、満開のラベンダーが描く紫の絨毯は圧巻です。入園無料・駐車場無料で気軽に楽しめ、ラベンダーソフトやドライフラワー館も人気。家族写真の定番スポットで、近隣の青い池・四季彩の丘とあわせた周遊もおすすめです。本園は通年開園していますが、ラベンダーの見頃は7月上中旬の季節限定。見頃時期は2026年時点の目安として要確認です。
Instagramでこの投稿を見る
⑦ のぼりべつクマ牧場|山頂でヒグマに会えるエサやり体験
登別温泉の山頂にあるのぼりべつクマ牧場は、約70頭のエゾヒグマを間近で見られる体験型スポット。人間が檻に入る「ヒトのオリ」やエサやり体験が名物で、ヒグマ博物館やアヒルの競走、クッタラ湖を望む展望台も楽しめます。ロープウェイでの空中散歩も含め、家族で一日遊べる充実ぶり。料金はロープウェイ往復込みで大人3,000円・小人1,500円が2026年時点の目安。あわせて、ふもとの温泉街にある迫力の源泉地「登別地獄谷」(散策無料)に立ち寄るのもおすすめですよ(保守休園期間がある場合があり要確認)。
【道南エリア】函館・五稜郭・大沼のお出かけスポット
⑧ 函館山ロープウェイ(山頂展望台)|世界三大夜景
ミシュラン三つ星に輝く函館山の夜景は、世界三大夜景のひとつとされる極上の眺望。山麓駅から約3分のロープウェイで一気に山頂へ上れるので、小さなお子さま連れや高齢のご家族でも安心です。日没前に上って、夕景から夜景への移ろいを待つのが家族連れにおすすめ。往復は大人1,800円・子供900円が2026年時点の目安(料金改定あり・要確認)。整備点検で運休する期間があるため、訪問日に注意してください。
Instagramでこの投稿を見る
⑨ 五稜郭タワー・五稜郭公園|星形要塞と桜の名所
幕末の星形要塞を高さ107mの展望台から一望できる五稜郭タワー。展望台には歴史を学べる人形ジオラマがあり、子どもの歴史学習にもぴったりです。地上の五稜郭公園は入場無料で広々。春は約1,600本の桜、夏は新緑、冬はイルミネーションと四季を通じて家族でのんびり過ごせます。タワー展望は大人1,200円・小学生600円が2026年時点の目安。桜の見頃は4月下旬〜5月上旬(年により前後・要確認)です。
⑩ 函館朝市|駅すぐの海鮮丼とイカ釣り体験
JR函館駅のすぐ隣、約250店が集まる活気あふれる函館朝市。新鮮なウニ・イクラ・カニをのせた海鮮丼が名物で、好きな具を選べる「のっけ丼」も人気です。生簀でのイカ釣り体験は子どもが大喜びする定番アクティビティ。どんぶり横丁市場は屋内なので、雨や雪の日でも快適に食べ歩きできます。入場無料で飲食は実費(海鮮丼の目安は1,500〜3,000円前後)。営業は朝が中心で、店舗ごとに時間が異なるため2026年時点の目安として要確認です。
⑪ 大沼国定公園|駒ヶ岳を映す湖と遊覧船
秀峰・駒ヶ岳を背景に、大小126の島々が浮かぶ大沼・小沼が広がる国定公園。島々を橋でつなぐ散策路歩きや、約30分の遊覧船クルーズ、手漕ぎボート、サイクリングと、家族でアウトドアを満喫できます。ペットも遊覧船に乗れるなど家族にやさしい設計で、子連れの満足度も高い人気スポット。公園散策は無料、遊覧船は大人約1,460円・小人730円が2026年時点の目安です。遊覧船・ボートは春〜初冬の運航で、新緑と紅葉が特に美しい時期。運航期間は要確認です。
【道北エリア】旭川・層雲峡・美瑛のお出かけスポット
⑫ 旭川市旭山動物園|行動展示の先駆け・中学生以下無料
道北観光の主役といえば、日本最北の旭山動物園。動物の自然な動きを見せる「行動展示」の発祥地で、空を泳ぐように見えるアザラシの円柱水槽やホッキョクグマのダイブは大迫力です。冬の積雪期(12月中旬〜3月中旬ごろ)には名物「ペンギンの散歩」を毎日実施。約500mをよちよち歩く姿に子どもも大喜びします。料金は高校生以上1,000円・中学生以下無料で家族にやさしいのも魅力。料金・開園時間は2026年時点の目安で、散歩は冬季限定のため要確認です。
Instagramでこの投稿を見る
⑬ 層雲峡(黒岳ロープウェイ・流星の滝・銀河の滝)|大雪山の絶景
石狩川沿いに約24km続く断崖の峡谷層雲峡。落差90mの「流星の滝」と120mの「銀河の滝」が並ぶ名瀑は、双瀑台展望台から両方を一望できます(見学無料)。黒岳ロープウェイ+リフトで標高約1,520mまで一気に登れば、大雪山系の雲海や紅葉、夏の高山植物が広がる絶景が家族で手軽に楽しめます。ロープウェイ往復は大人3,000円が2026年時点の目安。更新工事などで運休する期間があるため、訪問日は要確認です。
⑭ 展望花畑 四季彩の丘|美瑛のパッチワーク花畑
丘のまち美瑛を象徴する約15haの四季彩の丘。春のチューリップから初夏のポピー、夏のヒマワリ、秋のサルビアまで、季節ごとに移ろう色彩がなだらかな丘一面を彩ります。園内を巡るトラクターバスやアルパカ牧場もあり、子どもも飽きません。冬はスノーランドに変わり、そりやスノーアクティビティが楽しめる通年型スポット。入園は花畑シーズンの管理協力金として数百円程度(2026年時点の目安・要確認)。展望花畑は7〜9月、スノーランドは冬期の季節限定営業です。
Instagramでこの投稿を見る
【道東エリア】知床・阿寒・釧路・網走のお出かけスポット
⑮ 知床五湖|原始の森と高架木道(世界自然遺産)
世界自然遺産・知床の手つかずの森に点在する5つの湖。高架木道は無料で、ベビーカーや小さなお子さん連れでも気軽に歩け、運がよければ湖面に映る知床連山や野生動物に出会えます。地上の遊歩道はヒグマ活動期(おおむね5月10日〜7月31日)は登録ガイドの引率ツアー(有料)が必須、それ以外の期間も短いレクチャー受講が必要です。営業はおおむね4月下旬〜11月下旬で冬季は閉鎖(いずれも2026年時点の目安・要確認)。
⑯ 阿寒湖(まりもクルーズ・アイヌコタン)|マリモに会える湖
深い緑の森に抱かれた阿寒湖は、球状のマリモが育つ世界でも珍しい湖として知られます。遊覧船「まりもクルーズ」(約85分)はチュウルイ島のマリモ展示観察センターに立ち寄り、本物のマリモを間近で見られるのが家族連れに人気。湖畔には北海道最大級の阿寒湖アイヌコタンがあり、木彫りのお店やアイヌ古式舞踊にふれられます。乗船は大人2,000円台・小学生1,000円程度(マリモセンター入館込み・2026年時点の目安・要確認)。冬季は運休あり。
⑰ 釧路湿原(細岡展望台・ノロッコ号)|日本最大の湿原
日本最大の湿原がどこまでも広がる釧路湿原。細岡展望台からは蛇行する釧路川と夕日が織りなす絶景が望め、観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」はゆっくり走るので車窓から湿原やタンチョウ探しを楽しめます(おもに春〜秋の運行)。塘路湖から細岡へ下るカヌーツアーも人気で、ガイド付きなので初めての家族でも安心。展望台は無料、ノロッコ号やカヌーは別途有料(いずれも2026年時点の目安・要確認)。
⑱ 博物館 網走監獄|旧刑務所を移築した野外博物館
実際に使われていた旧網走刑務所の建物を移築・保存した、日本最大級の野外歴史博物館。放射状に広がる獄舎や監獄食の体験など、見て歩いて学べる展示が充実し、お子さんの自由研究にもぴったりです。年中無休で冬も楽しめるのが魅力で、近くのオホーツク流氷館とあわせて回るのもおすすめ。入館料は一般1,100円・高校生770円・小中学生550円、営業はおおむね9:00〜17:00(2026年時点の目安・要確認)。
北海道お出かけの移動・ベストシーズン・持ち物アドバイス
【移動】北海道は札幌から函館まで車で4時間以上かかるほど広いので、1回の旅で全エリアを回ろうとせず「道央+もう1エリア」くらいに絞るのがおすすめ。空の玄関口は新千歳空港(道央)が中心ですが、函館空港(道南)・旭川空港(道北)・女満別/釧路空港(道東)を使えば移動がぐっとラクになります。エリア内・エリア間の長距離移動はレンタカーが圧倒的に便利。雲海テラスや黒岳ロープウェイなど事前予約制・運休期間のあるスポットも増えているので、行程に組み込む前に必ず公式で確認を。
【ベストシーズン】ラベンダーや花畑(ファーム富田・四季彩の丘)は6月下旬〜8月上旬、雲海テラスは雲海発生率が高い6〜8月の早朝が狙い目。紅葉は9月下旬〜10月。冬は旭山動物園のペンギンの散歩や小樽の雪あかりの路など雪ならではの魅力がありますが、季節限定営業・冬期休業のスポットも多いので注意してください。
【持ち物】夏でも朝晩や山頂は冷えるので羽織りものは必携。広い屋外施設が多いため歩きやすい靴・帽子・日焼け止め・虫よけがあると安心です。冬は防寒着・手袋・滑りにくい靴を。お出かけ先は駐車場有料化や料金改定が続いているため、念のため現金も少し用意しておくとスムーズです。
北海道お出かけの持ち物・あると便利なグッズ
広い屋外施設・展望台・花畑めぐりが多い北海道のお出かけ。強い日差し・にわか雨・朝晩の冷え込みに備えて、用意しておくと快適なアイテムをまとめました。
まとめ|北海道は一度では回りきれない“お出かけ天国”
道央・道南・道北・道東、それぞれに個性ゆたかな北海道のお出かけスポット18選を紹介しました。旭山動物園・小樽運河・函館山の夜景・トマムの雲海・知床の原始の森……どれも一度は訪れたい名所ばかり。エリアが広いので、まずは行きたいスポットを2〜3エリアに絞って、無理のないプランを立てるのがおすすめです。
- 広い北海道は「道央+もう1エリア」で計画、移動はレンタカーが便利
- 雲海テラス・ロープウェイ・遊覧船などは季節限定・要予約・運休に注意
- 花畑やペンギンの散歩などベストシーズンが限られる体験は時期を合わせて
- 夏でも羽織りもの、冬は防寒対策をしっかりと
家族みんなの心に残る、すてきな北海道のおでかけになりますように。最後までお読みいただきありがとうございました!🐻
ご注意







コメント